バレーボールの標準プレー解説編 #001 スパイク上達の鍵は「時間」にある!助走の秘密(スパイク編①)

 スパイクが劇的に変わる「時間のコントロール」についてお話しします。

スパイクの本質:どんなトスでも「自分の時間」は常に同じ

オープン攻撃、平行トス、あるいはクイック……バレーボールには様々なトスがあります。しかし、どんなトスであっても、アタッカーの「助走のスタートからボールを叩く(ヒットする)まで」の動きと時間は、基本的にはすべて同じ(一定)です。

なぜなら、アタッカーがやるべきことは常にこれだけだからです。

「最高打点を目指して全力で跳躍し、最高の打点でボールをハードヒットする」

あなたのジャンプ力や身体能力が変わらない限り、この一連の動作にかかる時間は絶対に一定です。突き詰めれば、スパイクは「自分の一定のテンポ」をいかに崩さないかの勝負になります。

スパイクが合わない本当の理由

「トスとタイミングが合わなかった……」 練習中、よくそんな言葉を耳にします。では、なぜタイミングがズレてしまうのでしょうか?

答えはシンプルです。 「助走をスタートする時間(タイミング)が間違っているから」です。

ジャンプしてからヒットするまでの時間は常に一定なのですから、上手くいかない原因のほとんどは、空中にいる時ではなく「地上のスタートライン」にあります。早く動き出しすぎたり、逆に遅れたりすることで、せっかくの全力ジャンプがボールと噛み合わなくなってしまうのです。

まずは「自分のテンポ」を身体に染み込ませよう

これからの練習では、まず次のポイントを徹底的に意識してください。

  • トスがなくても、常に同じテンポで助走する(「イチ、ニ、サン」のタイミング)。

  • ボールの軌道をよく見て、「ここ!」という正しい始動のタイミングを掴む。

バレーボールは「時間のスポーツ」です。まずは地上のスタートラインに全神経を集中させてみましょう!


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